初めて知ったのですが、「農家・オブ・ザ・イヤー」というのがあるそうです。最近はスーパーの野菜でも生産農家のラベルが貼られているのをよく見かけますが、そんなことであって、こういう賞が生まれたのでしょうか?
兎に角、消費者の声を評価基準にし、最も「おいしい」という声が多かった野菜とその生産農家を表彰するもので、今年で4回目を迎えるそうです。特に野菜は、作る農家によってひと味もふた味も違う個性派ぞろいです。
消費者の舌をうならせたその野菜とは−。有機・特別栽培、および1000軒を超える生産農家の中から、年間を通じた消費者の声の数に、ネット投票の得票数を加算し、その中でポイントが高かった農家とは。愛知県田原市に住む三竹久生さんの「あまっ娘(こ)野菜」に決まりました。
柿のように甘いニンジン、梨のような大根…。三竹さんが手掛ける野菜はフルーツのような甘さをもっています。三竹さんは「そういってもらえるのが一番うれしい。農家冥利に尽きます」と、日に焼けた顔をほころばせていたそうです。
大根、ニンジンのほか、キャベツやセロリなど約10種類の野菜を生産しているとのこと。野菜の評判を聞きつけ、近ごろでは子供たちに敬遠されがちな野菜を作ってほしいという要請もあり、昨年はホウレンソウの栽培を試みたようです。「ゆでなくても生で食べられる糖度の高い、甘いホウレンソウができた」とのことです。来年から販売するそうなのでスーパーの店頭に並んでいたら是非買ってみたいです。
三竹さんの住んでいる渥美半島の伊良湖岬にある畑はこの時期、三河湾から冷たい風が吹きつけ、「体感温度は気温より7度ぐらい低い」。そんな中でも「楽しく、ハッピーに仕事をするのがモットー」と話す三竹さんの笑顔は日に焼けて素敵でした。