正規分布
株や円相場がここ2,3日のうちに大きく変動しました。日銀が公定歩合を0.25%から0.5%に上げたことや中国の株安が世界に影響を与えているのが1つの要因になっているようです。
こういう状況の時、金融機関はリスクの管理をどのように行っているのでしょう?その方法として正規分布という数学手法を使っているようです。
正規分布とは、統計で集めたデータをグラフ化した際に平均を中心に山型の左右対称のグラフができることだそうです。
中心から±σ(標準偏差)の範囲に約68%のデータがはいると言われています。正規分布は、ある集団の統計データのばらつきを表現するだけでなく、確率の算出にも使われています。その一例が金融機関の資産が為替変動で受ける損益の試算です。過去の為替レートの分析から、正規分布を使えば、翌日の相場がどうなるか算出できるそうです。
たとえば、1ドル120円のレートで1万ドル(120万円)の外貨資産を持っているとき、1ドル113円まで円高になって損がでる事態が1%の確率で起きるといった計算です。これをもとにリスクを抑えるため、為替変動と異なる動きをする金融資産で手当するそうです。
しかし、為替や株は何の要因で上下するかを見極めるのが難しいですね。今日、外為ドットCOMのセミナーに行ってきましたが、プロのトレーダーでも一番円安だった122円の時大量に円を買ったそうです。
これから年末にかけて来年のアメリカ大統領選挙等の影響でドル安になるだろうと予想していました。これから為替取引をするとしたら、ドルは買わないほうがよさそうです。